- お金を貯めたいけど物欲が止まらない!
- 必要な物だけ買ってるつもりだけど、なかなかお金が貯まらない。
- みんなどうやって節約してるの?!
ほとんどのご家庭で貯金は課題になっていると思いますが、普通の生活をしているのに、なかなか貯めることができずに、焦っている方もいるのではないでしょうか。
昔は私も散財していましたが、今は貯金できるようになりました。
この記事では、元々貯金ゼロの散財ゴリラが、貯金600万円まで貯めることができた考え方について解説します。
本記事は、このような方にオススメです!
- 物欲が抑えられない方
- 貯金したいけど貯金できない方
物欲が減って勝手に貯金できるので、ぜひ最後まで御覧ください。
正しい物欲を知る
物欲は誰にでもありますし、もちろん私にもあります。
ですが、物欲に「見栄」が入っていれば、それは正しい物欲ではありません。
自分以外の誰かに自慢するために買うと、物欲に終わりはありません。
なぜなら、自慢する相手は無限にいて、上限もないからです。
例えば、周りから「すごい」「いいね」と言われたいがために、ブランド品のバッグを購入したとしましょう。
周りの人も、予想通りの反応をしてくれるかもしれません。
ですが、それは一時的なもので、時期を過ぎてしまえば、それは流行りが過ぎた高いバッグに成り果てます。
また、SNSでも褒められたいと思ってバッグの画像をアップしても、SNSにはさらに上がいます。
ブランド品のより高いバッグを持っていたり、それを何個も持っていたりするでしょう。
そして、それを見てまた張り合うために新しいブランド品のバッグを買うという悪循環の沼にハマってしまいます。
自分の価値基準を持つ
極端な例で説明しましたが、結論を言えば「見栄で物を買ってはいけない」つまり、「他人の評価軸で物を買ってはいけいない」ということです。
自分の基準で納得して買うことで満足度の高い買い物ができます。
そこに値段の高低や、ブランドの有無など関係ありません。
ブランド品を買うときの自分の価値観が、下の表のどちらに当てはまるか考えてみてください。
自分基準 | 他人基準 |
---|---|
ブランドを購入した際、アフターサポートがしっかりしているから買う ブランドのデザインが気に入っているメリット ブランドの品質がよくて長持ちだから買う | ブランド品をもっていないとダサいから買う 周りの友達が皆持っているから買う 流行っているから買う |
物が欲しいと思ったときは、自分の価値基準でもう一度見直してみましょう。
例:ずぼらゴリラの場合
私の場合、靴を買うときは、以下の点で選んでいます。
- 履き心地
- 通気性
- 色(黒一色)
他人からの基準は一切含まれていません。
周りは、私のことを「ダサい」と思っているかもしれません。
ですが、私自身は靴の見た目も悪くないと思っているし、機能性も優れ、何より履き心地が最高なので、他人に何を言われようが最高の買い物をしたと思っています。
自分が満足しているなら、他人からどうこう言われようが関係ありません。
衝動的に購入しそうときほど冷静になる
一目惚れして、衝動的に買ってしまいそうになるときもあるでしょう。
ですが、一度立ち止まって思い出してください。
過去に衝動買いしたもので、今も愛用しているものがどれだけありますか?
ほとんどないと思います。
それは、自分の価値観と商品の価値のすり合わせが不十分だったからです。
欲しい!と思った物があった場合、以下のことを確認してください。
- ブランド名に惑わされてないか(ブランド品じゃなくても買いたいと思うのか)
- ネットでレビューを確認する
- 類似品で安くて良いものはないか探して比較する
- 自分が長年愛用するイメージができるか
- とりあえず、1週間は買わずに期間をあける
この段階を踏まえたうえで、「やっぱり欲しい!」と思えるものなら、購入しましょう。
きっと、購入後も満足して使えると思います。
本当に必要な物か知る
本当に必要な物は、それがなかったら生活できないかどうかです。
必要な物を買っているだけで、「生活が厳しい、貯金ができない」ということであれば、必要の基準が高すぎます。
参考例として私が必要な物をどう制限しているか紹介します。
衣服
着るものがなければ生活できません。
絶対に必要なものですが、洋服、多すぎませんか?
洋服一枚一枚は小さな金額かもしれませんが、年間の金額にしたら大きな金額になります。
そこに何も考えずお金を使っていたら、なかなか貯金できません。
可能であれば制服化をおすすめします。
制服化の話をすると、
「周り人に、同じ服着てるのバレたら恥ずかしい」
と、周りの目を気にする方がいますが、自分以外誰も気にしていません。
それに、Appleの創業者スティーブ・ジョブズのことを「毎日同じ服着て貧乏くさい」と思わないでしょう。
制服化は、無地のシャツやTシャツ、黒色のデニム等のパンツでがあれば十分です。
シンプルイズベスト。柄物はいりません。
あとは、帽子や時計、ベルトなどの小物でおしゃれになります。
「おしゃれの基本」がわかりやすく書かれたおすすめの本を張っておきます。参考にしてみてください。
ちなみに私は、外着はシャツ+スラックスが3セットのみです。
洋服を選ぶのが面倒くさいので、職場に行く服と私服を分けていません。
全部ユニクロで揃えて合計24,000円の服を2年間くらい着ていますが、不便はありません。
着心地も最高ですし、シャツにスラックス姿を見て不快に思う人はいないので、全く問題ありません。
毎日悩まずにお気に入りの服を切れるのでオススメです。
食べ物・飲み物
食べ物も絶対必要なものです。
ですが、コンビニのヘビーユーザーになっていませんか?
コンビニは、24時間営業という人件費と店舗維持費が上乗せされた割高商品が置かれたお店です。
食品を購入するときは近所のスーパー利用して、コンビニやスターバーックスでコーヒーを買う習慣のある方は、家でコーヒーを作ってボトルに入れて持っていきましょう。
「ボトルを持っていくことが貧乏くさい」とか「ダサい」など、見栄を張ってはいけません。
毎日のコーヒー代は馬鹿にできない出費です。
さらに、お昼ご飯は自炊した弁当を持っていきましょう。
「そんなの作ってる時間なんて無いよ」という、私と同類の方は土日に1週間分を作り置きしておきましょう。
献立考えるのが面倒とか、準備が面倒という方は1週間分の汁物を作ってください。
それを小分けにしてタッパーに入れ、職場に持っていくだけ。
ちなみに、私は豚汁を作って、それをご飯と一緒に持っていっています。
詳しい内容を知りたい方は、下のリンクから記事をご確認ください。
「それだけだとお腹が空きそう・・・」
という方に朗報です。
お腹が空いている方が仕事がはかどります。
昼食を少食にすることで、血糖値の上昇をゆるくやかにし、眠くなるのを防ぎます。
お腹が空いた状態で家に帰り、美味しいご飯を食べましょう。
住居
住む家は絶対に必要ですが、適切な家賃でしょうか。
私の住む家は、築30年以上のボロアパートで、どこからか虫がよく入ってきますが、古い分は安いです。
以前は、見栄を張って築浅の立派なアパートに住んでいたのですが、まったく貯金ができませんでした。
収入と家賃が合っていなかったのです。
そこで私たち家族は、家賃が低い家に引っ越すことを選択をしました。
私たち夫婦は話し合って、住居に求める基準を以下のように決めました。
- 風呂トイレ別
- 室内洗濯機置場
- 2DK以上
- お互いの職場からの距離
本当は、もっとたくさん希望はあります。
ですが、これだけは譲れないというところまで絞りました。
そうして、今住んでいるボロアパートを見つけました。
引っ越した後は、大変なこともありましたが、現在はある程度満足しています。
みなさんそれぞれの都合があるとは思いますが、貯金ができないという方は、これだけは譲れないという基準を確認した上で、住居費を見直してみてはいかがでしょうか。
欲望の優先順位をつけましょう。
自分の命を削って買う価値があるのか
お金は、仕事をした時間と引き換えに得たものです。
つまり、人の時間は命とイコールなので、お金は自分の命を削って得たものです。
物を買うときは、自分の命をその分削ってるのです。
価値観は人それぞれで、ちゃんと納得した上で買っているのであれば問題ありません。
ですが、なんとなくでお金を使っているとしたら、それはとてももったいないことです。
あなたが、今買おうとしている物は、自分の命を削って買う価値があるか考えてみてください。
そうすれば、無駄遣いは減ってきます。
私は納得した上でめちゃくちゃマンガ買ってます
お金を貯める目的を持つ
最後になりますが、ただ貯金するのはなかなか続きません。
例えば、突然解雇されても1年間は生活できるくらいのお金を貯めるなどの目的があるといいでしょう。
特に目的が無い方は、FIRE(経済的自立と早期退職)を目指すのがオススメです。
達成できれば、自由な時間が手に入りますし、別の目的ができれば今まで貯金したお金をその目的に使うことができるからです。
まとめ
最初は【必要・不必要】の決断に時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば、後は無意識に判断ができてきます。
私は慣れたつもりだったのですが、たまに失敗するのでその度反省しています。
人からの評価ではなく、自分の評価で判断して購入するので、持っているもので満足し、別の物が欲しくなくなります。
ぜひ、パートナーがいる方は、お金についての考え方や、今後のライフプランについて話し合ってみてください。
家族で共通認識をもって、楽しく貯金していきましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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